自民党の村井英樹国対委員長は25日のNHK番組で、衆院議員定数削減を巡り、自民が提示した比例代表定数を31減らす案を基にした関連法案を今国会に提出し、成立を目指す意向を表明した。「中小政党にも配慮した案だ。多くの皆さんの合意をいただいて法案を作成し、提出して成立させたい」と述べた。
自民案では、比例の議席配分方式を現行のドント式から「修正サンラグ式」に変更する。村井氏は「民意の集約機能と、多様な民意の反映のバランスが非常に重要になる。サンラグ式に変えて、一定担保されるとの考えだ」と強調した。
日本維新の会の遠藤敬国対委員長は自民案に関し「どれぐらいなら自民と維新だけではなく(合意を)探れるかというところで提案してもらった。26日以降、各党の議論がある」と語った。
国民民主党の古川元久国対委員長は、国民民主が主張してきた人口減少に基づく削減が必要だとの観点を、自民案も踏まえているとの認識を示した上で「しっかり検討したい」とした。
公明党の中川康洋国対委員長は自民案に関し「今のままでは、比例のみを削減して民意の反映機能が著しく損なわれる。賛成しかねる」と話した。
民主改革の会の後藤祐一国対委員長は「多くの野党が合意できる努力をするのが、与党の責任だ。折り合う案を示してもらわないと、賛同は難しい」とした。(共同)