那覇市のホテルで女性が殺害された事件で、那覇地検は25日、強盗殺人の罪で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の海兵隊上等兵デビン・バラード容疑者(20)を起訴した。捜査関係者によると、被告は、関与を一部ほのめかす供述をしていた。当初は「私は知りません」と否認していた。
被告が3日の事件後、居住する基地内にいったん戻っていたことも新たに判明。再び外出し、県警が沖縄市で発見。4日に逮捕した。
起訴状によると、那覇市のホテルで3日、女性の首に受話器のコードを巻き付けて殺害し、財布が入ったリュックサックを奪ったとしている。
那覇地検の石井寛也次席は「公判において、法と証拠に基づき、的確な主張、立証に力を尽くしたい」とコメントした。
亡くなったのは、那覇市の屋宜杏奈さん(39)。死因は窒息だった。
在沖縄米軍は9日からの30日間を「反省期間」と位置付け、午前0時から同5時までの外出を禁止する対策を公表した。
県議会は9日、米政府や米軍への抗議決議と日本政府への意見書を賛成多数で可決。県内の市町村議会で、抗議決議や意見書の可決が相次いでいる。(共同)