将棋界で女性初の「棋士」が誕生する。西山朋佳白玲(清麗・女流名人・女流王将=31)が26日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で記者会見し、「棋士編入」の権利を行使することを明らかにした。
来年4月1日付でフリークラス四段として、公式戦に出場する。その一方で、タイトル防衛も含めた女流棋戦にも参加する。
◆フリークラスプロ棋士が参加するリーグ戦である順位戦に所属しない棋士の総称、またはその制度。1994年(平6)4月から導入された。現役棋士の増加を防ぎ、公務や将棋の普及活動に専念できることを目的としている。プロ棋士養成機関「奨励会」三段リーグで96年度後期から26年度前期まで次点を2回獲得した者は、このクラスからデビューできる権利を得る。アマもしくは女流棋士の棋士編入試験5番勝負合格者もここからデビューできる。昨年6月、新たに女流タイトル戦の「白玲」を通算5期獲得した者にもこの資格が与えられた。