フィリピンの入国管理局などが、同国を拠点に日本で詐欺などを繰り返していたとされる暴力団系の日本人集団「JPドラゴン」のメンバーの男を逮捕したことが、現地警察への取材で1日分かった。警察によると男はヤマモト・ヨシタカ容疑者(57)。昨年拘束されたリーダー吉岡竜司容疑者に次ぐナンバー2とみられる。
フィリピンは日本人の容疑者の逃亡先となるケースが多い。当局はヤマモト容疑者が潜伏しているとの情報をつかみ、日本側と協力して行方を追っていた。組織の中核にいた容疑者の逮捕で詐欺などの手口解明が進むことが期待される。
現地警察によると、詐欺や窃盗の疑いで福岡簡裁から逮捕状が出ていた。10月31日に北部ルソン島ディンガランの自宅からバスで移動するヤマモト容疑者を捜査員が追跡し、身柄を拘束した。
当初、自身が韓国籍の別人だと主張。他人に成り済まして取得したとみられる運転免許証なども所持していた。首都マニラを拠点に詐欺を続けていた可能性があり、警察が調べている。(共同)