【囲碁王座戦】かど番一力遼王座が踏ん張り1勝 福岡航太朗本因坊の2冠目奪取は持ち越し

一力遼王座(22年5月撮影)

初防衛を目指す一力遼王座(天元=29)に挑戦者の福岡航太朗本因坊(20)が連勝した、囲碁の第74期王座戦挑戦手合5番勝負第3局が6日、神奈川県秦野市「陣屋」で打たれた。対局は午後5時35分、162手までで一力が白(後手)番中押し勝ち。ひとまずかど番をしのいで、対戦成績を1勝2敗とした。

福岡は7大タイトル戦初登場となった今年5~7月の第81期本因坊戦で一力を3勝2敗で下し、史上最年少の20歳6カ月で本因坊を獲得している。対する一力は10月29日、名人戦最終第7局(静岡県伊豆市「坂聖・玉樟園」)で芝野虎丸棋聖(十段=26)に敗れて名人を失った。今年早々は5冠を保持していたが、棋聖、本因坊、名人と失った。

王座も依然として危うい状態ながら、踏ん張って追いついて最終第5局(12月11日、甲府市「常磐ホテル」)へと望みをつなぐのか。福岡が本因坊に続いて一力からタイトルを奪うのか。第4局は12月4日、神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われる。