西日本地域の128の信金で障害 決済、ATM利用できず 機器故障のため 6時間で復旧

広島信用金庫(広島市中区)など西日本地域の128信金で6日午後、システム障害で資金決済やATMの利用などができなくなった。約6時間後に全ての業務で復旧。信金のシステムを管理、運営している「しんきん共同センター」(東京)は原因に関し、サイバー攻撃ではなく「機器の故障によるものだ」と説明した。

障害があったのは、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州(沖縄を除く)の各地域にある128の信金。これらの信金は、しんきん共同センターを通じて10月中旬にシステムを更新していた。

障害は午後1時半ごろから午後7時過ぎまで続き、オンライン送金やアプリでの取引など複数の業務に影響が出た。大阪市中央区の大阪シティ信用金庫本店では、客から「(ATMは)いつ復旧するんだ」と不満の声が上がった。大阪市の70代男性は「光熱費の引き落としがあるので入金したかった」と話し、足早に立ち去った。

信金業界では、システムの共同化が進んでおり、9割を超える236の金庫がしんきん共同センターに加盟し、システムを利用。信金の中央機関の信金中央金庫もデジタル化による経営の効率化を促していた。(共同)