希望の党から東京10区に出馬し落選した小池百合子代表の側近、若狭勝氏(60)が24日までに、自身が立ち上げた政治塾「輝照塾」について「私が完敗し、状況が変わった。塾生がどういう思いか確認し、立ち止まるかも含め、今後の方向性を決める」と語った。

 輝照塾は若狭氏が立ち上げた政治団体「日本ファーストの会」が運営する政治塾。9月16日に小池氏を講師に招いて第1回の講義を行い、200人が参加。塾には国政選挙の候補者養成の目的があった。9月から来年2月まで毎月計6回講義が予定されており、第2回は衆院選があったため、来月18日に開催予定だった。

 塾生は入塾料1万4000円、受講料3万6000円(1回6000円)の5万円を先払いしている。規約によると、退塾の場合、入塾料は返還されず、次回講義の7日前までなら未受講の受講料は返還される。

 若狭氏は、小池氏が塾長を務める政経塾「希望の塾」との合流については「それはない」と否定した。