藤井聡太七段「攻めきれた」昇段後初戦を白星で飾る

 史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(15)が1日、大阪市の関西将棋会館で指された第44期棋王戦予選8組決勝で中村亮介六段(32)を95手で破り、挑戦者を決める本戦トーナメント進出を決めた。18日に七段昇段後の初対局を白星で飾った。4月に高校進学後、負けなしの6連勝。公式戦通算成績は77勝12敗。

 中盤からリードを広げた藤井は「少し苦しい場面があったが、攻めきることができた」と振り返った。七段初白星に挑んだ心境について「いつもと同じ気持ちで目の前の一局に全力を尽くそうと思った」と話した。

 中村は「ちょっと差が広がってしまった」と完敗を認めた。

 これで藤井は2年連続して棋王戦本戦トーナメントに進出した。初戦で菅井竜也王位(26)と対戦する。「タイトルホルダーの菅井王位と対戦できるのはうれしい。過去の対局では完敗しているので、成長した部分を見せたい」と意気込んだ。

 次戦は5日、竜王戦5組ランキング戦決勝で石田直裕五段(29)と対戦する。