来年の東京オリンピック(五輪)を見据えた埼玉県主催の暑さ対策実験及び最新暑熱技術展示会が19日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで報道陣に公開された。

埼玉県ではサッカーなど五輪4競技、パラリンピック1競技を開催予定で、都市ボランティアは約5400人と見込んでいる。熱中症リスクをアラームで知らせるリストバンドや遮熱効果が高い素材を使った屋根とミストを組み合わせた移動式テントなど、9社12製品が公開された。イベント担当者は「暑さは災害レベルを想定し、どのようなものが効果的か検証実験する」と話した。