鳩山由紀夫元首相(73)が、安倍晋三首相が新型コロナウイルス感染防止対策として再利用が可能な布マスクを1住所当たり2枚ずつ配布すると表明したことをエイプリル・フールのジョークだと受け止め「なかなかやるなぁと思っていたら、本当になさるようだ。今どきなぜ世帯に2枚?」とあきれた。

鳩山氏は2日、ツイッターを更新。「昨日はエイプリル・フール。でも直前に志村けんさんが亡くなるショックで今年はそれどころではないと思っていた矢先に、安倍首相が布マスクを全世帯に2枚配布しますと決めたとのこと」と言及し、「なかなかやるなぁと思っていたら、本当になさるようだ。今どきなぜ世帯に2枚? 早急にやって欲しいのは減税なのに」と批判した。

政府の布マスク2枚配布について、ネット上でも疑問の声が噴出している。作家の百田尚樹氏はツイッターで「一つの家庭に2枚の布マスク? なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい! アホの集まりか」と批判。教育評論家の尾木直樹氏はブログで「もう《今頃》何を考えておられるのでしょうか? 今はそんなレベルの話じゃないでしょう まさに【緊急事態宣言】出すか出さないかの瀬戸際 遅すぎる批判が国内外から殺到しているというのにーー政府の対策本部には届いてないのでしょうか!尾木ママ本気で心配です!」とした。