新型コロナウイルスの感染が拡大する中、東京・築地の不動産会社「東京綜合不動産」(中央区)が6日、地域の有志の企業と合同で入手困難となっているマスクを集め、路上で配布した。東京綜合不動産の津久井佳男社長(38)によると、配布したマスクは備蓄していたものや、職員が入手できたもの。1つ1つ、チャック付きポリ袋に包装し、通勤客らに手渡した。

同社では、これまでも地域の清掃なども行っており、これも地域への貢献の一環。津久井社長は「地域への貢献などという大それたことではなく、何ができるか考えて、できることから始めました」と話した。