「夜の街」対策発表 休業要請は現時点で見送る方針

  • 退庁時に報道陣の取材に応じた、東京都の小池百合子知事(撮影・佐藤勝亮)

東京都内で10日、新型コロナウイルスの新たな感染者が243人となり、2日連続で過去最多を更新したことをめぐり、午後6時すぎから内閣府で西村康稔経済再生担当相、小池百合子都知事、専門家会議らが協議を行った。

7時35分すぎからの記者会見の冒頭で西村氏は「何とかウイルスを封じ込めていきたい」と、これまで対応を強化した3つの対策を発表した。

(1)戦略的なPCR検査等の実施として、「夜の街」などで集中的に実施し、陽性者が増える場合に備え、中等症の病床をレベル2の2700床確保、ホテルなどの宿泊療養施設を新たな2カ所開設するなど。(2)メリハリの効いた感染防止対策として、事業者に協力を要請し、持続化補助金(最大200万円)の活用の周知や、ガイドラインを順守していない接待を伴う飲食店を利用しないことを要請、「感染拡大防止徹底宣言ステッカー」の普及促進など。(3)保健所機能の強化として、保健師など要員の増員、「夜の街」対策として新たな拠点を設置するなどの対策を挙げた。

一方で「夜の街」などへの休業要請を含む具体策について「事業者のみなさんが、前向きに取り組んでいる」と、西村氏は現時点では見送る方針を示した。