「欅坂(けやきざか)46」は改名しても党名の改名は「不協和音」!? 立憲民主党の枝野幸男代表は4日、記者会見で膠着(こうちゃく)状態が続く国民民主党との合流協議について「幹事長が代表として交渉している、ど真ん中なのでコメントは避けたい」と、かたくなに回答を避けた。

合流に関する時期や交渉の状況など、いずれもノーコメントを繰り返し、いらいらモード。現党名に関する自身の思い入れについても「それは以前の臨時の会見で申し上げました。変わりはない」と、いらだちをあらわにし、合流後の新党名に「立憲」の名前を残す姿勢を改めて示した。

枝野代表が大ファンのアイドルグループ「欅坂46」が先月16日、グループ名の改名を発表したことになぞらえた「欅坂のように局面を打開する考えは?」との変化球の質問には「切り離してだったらいくらでも答えられるが(笑い)、平手(友梨奈)さんが脱退されて、その後の展開を模索されている。欅坂は歌詞を中心にしていい曲を続けて出されているので、その本質は変わって欲しくない」と、笑顔で解説した。欅坂46のヒット曲「不協和音」を持ち歌で愛唱する枝野代表が、最後は冗舌に「不協和音」に終始した記者会見を締めくくった。【大上悟】