東京都世田谷区の保坂展人区長が4日、日本記者クラブで会見し、PCR検査の大幅な増加など今後の取り組みに意欲をみせた。

現在は、<1>地域外来・検査センター<2>帰国者・接触者外来<3>PCRセンターで検査し、最大363件を実施。約600件まで拡充する。東京大先端科学技術研究センター児玉龍彦名誉教授の提案で「PCR検査を一桁増やす」ことなども検討している。また病床確保支援のため2億664万円の2次補正予算も手当した。

現在都内では新宿区に次いで感染者数が多い。保坂区長は「いつでもどこでもだれでもPCR検査をしていく、そういう社会にしていく。まずは走り出しながら対応していく」、「世界中でできているのに、日本だけができないわけがない」などと訴えていた。