河野太郎行政改革担当相は18日、ツイッターを更新し、自身が東京オリンピック（五輪）・パラリンピック開催中止の可能性に言及したとする海外メディア報道について、初めて説明した。

「世界的な新型コロナウイルスの状況を見れば、今後、いろいろ起こり得ることを考えて、さまざまな対応策を考えておくのは当たり前のことではないか」と指摘。その上で「それを一部だけ切り取って曲解して流すのは、メディアの矜持（きょうじ）が問われるよね」とも訴えた。

ロイター通信が、河野氏へのインタビュー内容として「（無観客の可能性を含めて）五輪に備えて最善を尽くす必要があるが、どちらに転ぶかは分からない」と報じている。これを機に、欧米メディアも開催の難しさを報じるようになった。