れいわ新選組の山本太郎代表が18日の会見で、年内に行われる次期衆院選に自身が出馬することを宣言した。

今年10月に任期満了を迎える衆院選に「出ます。出ないと始まらない」と、立候補を表明した。 れいわ新選組としては現在、比例区で19人の候補を公表している。山本氏は「まだ未発表の立候補者もいます。野党共闘が、うまくいけば30人ぐらい、一方でうまくいかない場合は50人ぐらいに膨らむ可能性がある」と語った。 れいわは衆院選をめぐり、消費税の減税を旗印にした野党共闘を立憲民主党などに呼びかけている。

山本氏は、その方針に「変わりがない」とした上で、他野党との協議に現時点での進展はないとした。「時が来れば、解散風が吹き始めたら具体的な話が出てくると思う。ぎりぎりまでは、れいわ単独でやる(衆院選を戦う)つもりで、折り合いが付くようになれば(共闘に)かじを切る」とも述べた。 また、4月25日に予定される衆院北海道2区、参院長野選挙区の両補選については「現在のところ、静観。候補者を立てる予定はない」とした。