横浜高校が共学化前に女子説明会、720人が参加

横浜高校で初めて行われた女子説明会。制服のファッションショーも行われた

中日松坂大輔、DeNA筒香嘉智らの母校で、硬派な男子校として知られる横浜高校が23日、“1日女子校”になった。

来春の共学化を前に初めて女子対象の説明会が行われ、720人が参加。普段は汗臭い男の園が女子だらけとなった。

初の女子説明会はキャンセル待ちが出る人気で、横浜市内だけでなく東京など県外からの参加者も。制服は後ろ姿がセーラー服、前から見るとブレザーのセーラージャケット。最近はミッション系の高校でしか見られなくなったセーラー服スタイルに、付き添いのお母さん方から「着てみたい」との声も聞かれた。

質疑では、甲子園常連の横浜高校らしく「女子マネジャーになれますか」という質問も出たが、残念ながら硬式野球部は男子だけ。学校側は「チアリーディング部ができますので、チアリーダーとしてぜひ甲子園に行ってください」と回答していた。

横浜高校は共学を機に校則、食堂、修学旅行の見直しを進めている。ガッツリ系だった食堂はヘルシーに。修学旅行も北海道から<1>シドニー<2>バリ島<3>沖縄・八重山<4>大阪・神戸・広島からの選択制に変わるという。