玉木代表が大野元裕氏の勝利祝福「大きな展望を」

国民民主党の玉木雄一郎代表(2019年1月30日撮影)

25日に投開票された埼玉県知事選で、国民民主党に所属していた元参院議員、大野元裕氏(55)が初当選したことを受け、同党は玉木雄一郎代表名で喜びのコメントを発表した。同党は立憲民主党などとともに、大野氏を支援した。

玉木氏は、支援への謝意を示した上で、大野氏が「あらゆる人に居場所がある共生社会を実現するため、まちづくりに取り組み、未来への責任を果たしたい」との思いから出馬を決めたとしていることに触れ「今回の勝利は大野候補の県政に対する思いが多くの県民に支持された結果。わが党は今後とも新知事と連携し、自立した地域の実現を目指して取り組んでまいります」と訴えた。

また「参議院選後初となる県知事選挙で与野党激突の厳しい戦いを制したことは、次期衆議院選に臨む我々にとっても大きな展望を切り開くものとなりました」「明確なビジョンを掲げ、野党が連携して戦うことが政権交代につながると確信します」とも記した。

支持率が低迷し、党勢拡大への打開策をなかなか見つけられない状態にある同党にとっては、久しぶりの良いニュースとなった。