京急踏切衝突事故、事故車両は前面が激しく損傷

京浜急行の神奈川新町-仲木戸間の踏切で、トラックと衝突し脱線した車両のドアを開けて調査する職員(撮影・村上幸将)

横浜市神奈川区の京浜急行・神奈川新町近くの踏切で5日午前11時40分ごろ、下り快特電車(8両編成)とトラックが衝突した。

事故現場付近では、午後6時過ぎに明かりがともり、事故を起こした快特電車のドアが開けられ、中に警察官、消防関係者とみられる数名が入った。調査をしているとみられる。

規制線の一部も解かれ、現場近くに立ち入ることが可能になった。事故を起こした快特電車は、午後8時を過ぎた段階でも現場から引き上げられず、線路上にとどまった。激しい衝突を物語るように、先頭車両は前面がガタガタにへこみ、フロントガラスには、ほぼ全面にわたってヒビが入っていた。先頭車両の前には規制線が張られ、そこを調査をしているとみられる職員が、何度も行き来していた。