立花氏が選挙中に市長選出馬表明、参院補選に見切り

参院埼玉補選の最中に敗北を宣言するN国・立花孝志候補(右、左は上杉隆幹事長)(撮影・大上悟)

参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)に立候補しているNHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)は18日午後の記者会見で、来月3日告示の神奈川県海老名市長選(11月10日投開票)に出馬すると表明した。

上田清司前知事(71)との一騎打ちとなっている参院補選については「まず当選しない。勝てないと予想しています」と話した。

海老名市長選には5期目を目指す現職と、新人候補の2人が出馬の意向を示している。立花氏は7月の参院選で初当選も異例の補選出馬で自動失職、今度は選挙戦半ばで敗北を想定した上で首長選出馬を表明するなど、異例ずくめの戦術を展開している。