藤井七段「神様にお願いするなら?」どよめき神回答

名古屋市内で行われた将棋イベントに参加した藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が8日、名古屋市内で行われたイベント「将棋プレミアムフェス in 名古屋2019」に出席した。約700人を前にトークショーを行い、ファンからの質問に“神回答”し、会場をどよめかせた。

イベントではファンからの質問にクイズ形式で答える「藤井聡太クイズ!」が行われた。「将棋の神様にお願いするなら、なに?」の質問があった。藤井と同門の中沢沙耶女流初段(23)は「すべての対局を勝てますように」とお願い。同じ質問に藤井は「せっかく神様がいるのなら1局、お手合わせをお願いしたい」。レベルの高い“神回答”に会場からは「おっ~!」と驚きの声が漏れた。

対局で驚いたことについての質問には、16年12月24日のデビュー戦となった加藤一二三九段との対局中の出来事を挙げた。

「対局中に加藤先生のカバンからカマンベールチーズが出てきたのには驚きました」

同イベントは藤井の地元で3年連続開催となり、初めて開会宣言の大役を務めた藤井は「過去最大級の緊張でした」と笑顔で話した。