「桜」の字、菅官房長官「見たくも聞きたくもない」

菅義偉官房長官

菅義偉官房長官は12日の会見で、「今年の漢字」に関連し、「桜を見る会」の「桜」についての感想を問われ「聞きたくもない、見たくもない。見たくも聞きたくもないです」と、苦笑いで述べた。

安倍晋三首相が国会でほとんど質疑に応じないこともあって、菅氏が会見や委員会で答弁する機会が激増しており、本音が出たようだ。4月には、新元号を発表し「令和おじさん」として一躍名をはせた菅氏。自身が選ぶ「今年の漢字」については「歴史的なめぐり合わせで、新元号発表に携わることができた。そうした意味で、私も『令』か『和』だと思っていた」と述べた。