新型コロナウイルス肺炎の感染拡大は生活インフラを直撃している。セブン-イレブン・ジャパンは8日、従業員の感染が判明した山梨県の店舗を当面休業とした。神戸市のスーパー西友も従業員の家族の感染を受けて8日から休業した。きょう9日は政府の専門家会議が先月24日に「ここ1、2週間が瀬戸際」としていた見解の期限だが、北海道の感染者が100人を超えるなど、感染が拡大した。
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今や市民生活に欠かせないインフラとなったコンビニにも新型コロナウイルス肺炎の感染拡大の魔手が伸びている。全国2万955店舗(2月末時点)と業界最大手「セブン-イレブン」は、山梨・山梨市の「セブン-イレブン山梨上石森店」を当面休業にすると発表した。6日に同店のアルバイト従業員(60代男性)が新型コロナウイルス肺炎に感染していることが確認されたことを受けたもので店長ら約20人の従業員らを出勤停止とした。山梨県は感染した男性が2月21日に大阪市中央区のライブハウスであったイベントに参加していたと公表した。
神戸市長田区のスーパー「西友新長田店」は8日から休業に踏み切った。同店では7日夜、従業員の家族が新型コロナウイルス肺炎に感染したことが明らかになった。今のところ、同店従業員に感染者はいないが「お客様の安全に万全を期すために、本日8日の開店時間より自主的に営業を休止させていただきます」と発表した。同店は年中無休で夜間も営業し、532台分の駐車場がある大型店だが、営業再開は未定だ。
国内では8日、新たに8人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含め計1164人となった。愛知県では、名古屋市の80代男性が救急搬送先の医療機関で死亡した後に陽性と判明した。国内の死者は14人となった。
各自治体によると、新たな感染者は北海道で3人、埼玉県が1人、愛知県が1人、兵庫県が1人、高知県が2人。北海道は新たに感染者3人を確認したと明らかにし、道内の感染者は計101人となった。
埼玉県では40代の男性会社員が感染。都内勤務だが4日以降は休んでいた。死亡した名古屋市の男性は既に感染が確認された人と接触があり、健康観察の対象者だった。兵庫県は50代の女性看護師。高知県の60代女性は2月21~28日にエジプトを旅行し、帰国後に発熱した。