小池知事、休業要請応じた事業者の家賃支援求める

白いレースのマスクを着用して定例会見する小池都知事(撮影・浅見桂子)

東京都の小池百合子知事は1日の会見で、緊急事態宣言が延長される見通しとなったことを受けて、休業要請に応じた事業者の家賃支払いの支援を検討すべきとの考えを示した。

「事業者にとっては、経営の根幹にかかわる。補助か猶予かという検討が行われているが、こうした対応がしっかりなされることが基本ではないか」と指摘した。都の感染状況は「予断を許さない状況」とした上で、2日から5連休が始まるのを前に「感染拡大を防ぐのは自分のことだと考えてほしい。(感染を)うつさない、うつらない。そうしなければこの闘いは終わらない」と述べ、自宅で過ごすようあらためて呼びかけた。