小池知事が「ウィズ コロナ宣言」共存の必要を説く

「ウィズ コロナ宣言」というボードを手に定例会見する小池都知事(撮影・浅見桂子)

東京都の小池百合子知事が29日、会見に出席し、3密防止を呼びかけた3月末と同じく用紙を用いて、「ウィズ コロナ宣言」を行った。

小池氏は「週明け1日から、ステップ2に移行するが、現在も尚、一定数の新規陽性者が発生しているのも事実」だと話した。現在、有効なワクチンなどは開発されておらず「このウイルスの拡大を防ぐ手だてというのは、結局の所、私たち自身の強い意志と、行動のみということになる」とも述べた。

このウイルスとの戦いは長期戦が見込まれる。小池氏は「ウィズ コロナ宣言」の紙を掲げ「コロナと共に生きていく。そして、新しい日常をしっかりと、みんなで作っていく。この時代をこれからも私たちは、生きていく」とコロナとの共存の必要を説いた。

続けて「(ウィズコロナの考えは)避けられない現実として、私たちが共通認識として、持っていくという必要があると思う」と訴えた。