小泉進次郎環境相「打倒パプリカ」でレジ袋抑制訴え

都内でイベントに出席し、自らのエコバッグを披露する小泉進次郎氏(撮影・小早川宗一郎)

小泉進次郎環境相が25日、都内で「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」の発足式に出席し、レジ袋の使用抑制を訴えた。

政府は、プラスチックの過剰な使用を抑制するため、7月1日から全国の小売店にレジ袋有料化を義務付ける。

小泉氏は「このままプラスチックの問題に取り組まなければ2050年には魚の量を上回るプラスチックが海の中にあふれてしまう」と危機感を示した。

その上で「地球規模の大きな問題を解決する『小さなことからコツコツと』という第1歩がレジ袋をみんなで減らそうというキャンペーン」と説明した。

これ伴って公開されるCMでは「幸せなら手をたたこう」のメロディーに乗せて「レジ袋はいりません」とレジ袋を使用しないことを推奨。小泉氏も口ずさみやすいメロディーに「わかりやすく良いCMになった」と満足げ。「打倒ドン・キホーテ」「打倒パプリカ」と、口ずさみやすいメロディーの2曲に対抗心を燃やし「政治の世界も闘いですから」と笑顔を見せた。

同式には、環境省プラごみゼロアンバサダーとして任命されたさかなクン、トラウデン直美(21)、西川きよし(73)も出席した。