22日、東京・築地の中央卸売市場跡地のさら地から猛暑の夜空に大輪の花火約1800発が打ち上がった。東京都と東京青年会議所などが「大江戸花火2020実行委員会」を結成して実現し、夏休み最後の土曜に「子どもらに夏休みの思い出をつくってあげたい」という趣旨で実施された。
東京青年会議所常務理事で実行委員長の河瀬賢介さん(40)は「本来ならば、市場跡地は東京オリンピック(五輪)で選手のバスの待機所だった。五輪開催は子どもらの夢でもあるので築地で打ちあげたかった」と語った。
花火開催は人が集まってしまうと新型コロナウイルスの感染・まん延の原因となる“3密状態”をつくってしまうことにつながるため極秘裏に計画され、実行に移された。
築地市場跡地が東京ドーム4・9個分の広大なさら地になってから、イベントが開催されるのは初めて。花火は午後8時から10分間と短めだったが地元築地の住民からは「やっぱり夏は花火だね」「美しい。明日から仕事、がんばろう」などの声が飛び交っていた。【寺沢卓】