立民福山氏「潔さのかけらもない」安倍氏の姿勢批判

国会で質問に答える安倍前首相(ロイター)

安倍晋三前首相(66)が25日午後、衆院議院運営委員会に続き、参院議院運営委員会に出席し、後援会主催の「桜を見る会」前日の夕食会費用補てん問題をめぐり、事実と異なる答弁をしたことについて、訂正した。

質問に立った立憲民主党の福山哲郎氏は「118回の虚偽答弁を行い、答弁訂正で済む話でない。審議時間を返せと強く言いたい。会見で疑惑がさらに深まった。秘書に責任をなすりつける言動は潔さのかけらもない」と批判した。

福山氏が補てん分は安倍氏のポケットマネーから支払ったのではと指摘すると、安倍氏は「日々の支出は預金から降ろしたものを秘書に預けている。交通費、宿泊費、歳費の返納を含め、事務所が行っている。そこからの支出と認識している」と説明した。

昨年11月の国会で、最初に桜問題を取り上げた共産党の田村智子議員は「地元有権者に誰が利益供与したのかが問われる問題だ。総理の地位を使い、地元有権者に広く募り、まさにおもてなしするために、格安の宴会でおもてなしをした。事実を明らかにすべきだ」と強く迫った。安倍氏は「長年、地元からも多くの方に参加していただいてきた。推薦を総理として依頼された中、地元秘書が知り得る範囲で推薦し、それを内閣府もしくは官邸で最終的決定したということ」と説明した。田村氏は「何1つ事実が明らかになっていない。あらためて追及の場を求めます」と話した。

衆参両院とも、各約1時間で終了した。