小池知事「連日心臓破りのよう」五輪100日前 大会マスコット像お披露目

東京五輪・パラリンピックの公式マスコット像の除幕をした、左から山下泰裕JOC会長、小池百合子東京都知事、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の遠藤利明副会長、石川良一東京都議会議長、小山くにひこ東京都議会五輪・パラリンピック推進対策特別委員会委員長(代表撮影)

東京都の小池百合子知事は14日、都庁での「東京2020オリンピック100日前 大会マスコット像お披露目会」に、組織委員会の遠藤利明副会長、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長らと出席した。

都内の高尾山山頂のオリンピックシンボル除幕会場とオンラインでつなぎ同時開催。小池氏は「マスコットをご覧になって大会に思いをはせて期待してほしい。連日心臓破りのような状態が続いていますけれど、変異株が猛威をふるっている認識をしながら、しっかりとしたコロナ対策や会場の準備を、着々と粛々と進めていきたい」と気を引き締め直した。

遠藤氏も東京パラリンピックのアーチェリーで代表に内定していた仲喜嗣さんが今年2月に60歳で亡くなったことにも触れ、「そういう方々の思いを踏まえて、この大会に取り組んでいかなければならない」とあいさつした。

また、東京体育館などの競技施設や、東京ゲートブリッジなどを日没から午後8時まで五輪カラーに点灯し、機運醸成を図った。【鎌田直秀】