将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位(棋聖=18)が豊島将之竜王(叡王=31)の挑戦を受ける、第62期王位戦7番勝負第1局の2日目が30日午前9時、名古屋市の名古屋能楽堂で再開した。
豊島には過去の対戦成績で1勝6敗と大きく負け越している藤井は、「最強の挑戦者」を相手に王位の初防衛を目指す。豊島は3期ぶりのタイトル奪還を狙う。
藤井は前日と同じ和装姿で午前8時51分に現れた。その後、豊島が登場した。両対局者は記録係が読み上げる前日の手順を盤上に再現した。立会人の青野照市九段(68)が豊島の封じ手を開け「封じ手は後手7六飛です」と読み上げた。横歩を取って、2日目が始まった。
王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。持ち時間各8時間のうち消費時間は藤井が4時間2分、豊島が3時間16分。ともに愛知県出身の史上初の“尾張対決”。激闘は夜までには決着する見込み。