五輪でステイホームとは?渋谷の若者は賑わい止まず、夜の公園で五輪タイム

東京五輪が終盤戦に差し掛かる中、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。東京都の新規感染者は日、4166人と過去最多となった。緊急事態宣言下で外出の自粛が要請されているが、飲食店や公園ではお酒を手に談笑するグループが後を絶たない。東京・渋谷の若者はコロナ禍の五輪をどのように考えているのか。

3日午後8時ごろ、帰路に就く人がいる中、駅近くの宮下公園は多くの若者であふれベンチは満席となっていた。地べたで缶チューハイを飲み、ハンバーガーを食べながら会話を弾ませているグループもあった。サッカー日本代表が53年ぶりにメダルを掛けスペインと対戦したこの日、男子大学生3人が1つのスマートフォンで観戦していた。日本にチャンスが訪れると「オーッ!」と声援に力が入った。試合後は敗戦に肩を落としていたが「公園でPVのように楽しめた。知らない人とも盛り上がれて、五輪を感じることができた」と満足げだった。

渋谷区センター街では、要請に応じず深夜まで営業し「オリンピック放映中!!」と張り紙を出している店があった。試合後、退店した20代の男性は「消毒したり、マスクをしていたのでリスクはあまり感じませんでした」と観戦を楽しんだ様子だった。

小池百合子知事は7月30日の定例会見で、五輪のテレビの視聴率の高さを挙げ「ステイホームにも一役買っている」としたが、若者の人流抑制としては効果は薄いようだ。感染状況は悪化の一途をたどっている。【沢田直人】