上野の双子パンダ 生後2カ月すぎ保育器から外に出る 管理を切り替え

東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ。上が雄、下が雌。68日齢、8月30日撮影(東京動物園協会提供)

東京・上野動物園は31日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。生後2カ月をすぎ、大きくなってきたため、27日に保育器から外に出し、保育室内に設置したサークルの中での管理に切り替えたという。母親シンシンが1頭の世話をしている間、もう1頭は保育室で管理されている。また「2頭とも目は開いているが、物を識別するほど見えているかは明確ではありません」とも説明している。

赤ちゃんはともに健康で、31日=69日齢時点で、雄が体重3644グラム、体長50センチ、雌が3665グラム、49・5センチに成長している。シンシンも健康で、非公開の室内ですごしながら、落ち着いた様子で子どもの世話を続けているという。