上野の双子パンダ 体重が10キロを超え 2頭で元気に遊んでいるよ

東京・上野動物園、双子のジャイアントパンダ。上が雄のシャオシャオ、下が雌のレイレイ。153日齢、11月23日撮影(東京動物園協会提供)

東京・上野動物園は24日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。20日に150日齢を迎え、ともに体重が10キロを超えた。

初めて屋外に出た10日以降も外に出ているが、外ですごす時間はまだ長くはない。室内では眠っている時間以外は、母親シンシンにじゃれついたり、2頭で活発にじゃれ合ったり、元気に遊んでいる。丸太や柵につかまって後ろ足で立ち上がったりする様子も、よく見られるという。

2頭とも健康状態は良好で、体重は23日=153日齢時点で、雄のシャオシャオが10・3キロ、雌のレイレイが10・4キロ。体長もどちらも80センチ近くになっている。同園は識別のため、シャオシャオの背中に印をつけているが、母子ともにこの印を気にする様子は見られないという。