石原伸晃氏「体力、能力とも十分」内閣官房参与の辞令交付 首相が手渡す

石原伸晃氏(2016年6月29日撮影)

さきの衆院選で落選したものの、内閣官房参与に起用されることになった石原伸晃前衆院議員(64)は6日午前、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相と面会した。その際、首相から内閣官房参与の辞令を交付され、正式に参与となった。

石原氏は首相と面会後、報道陣の取材に対応。参与の就任を「大変光栄」とした上で、衆院選で落選したにもかかわらず、参与に就任することに批判が強いことについて問われると「体力、能力とも十分にあると思っている」と、主張した。

その上で「皆さま方のお役に立てるようなアドバイスを、内閣に対してしていきたい」とも述べ、意欲を示した。

石原氏の参与としての担当分野は「観光立国」の政策。今後は国会議員ではない立場で、盟友関係にある首相の「ブレーン」として活動することになる。