北京五輪のフィギュアスケート男子羽生結弦(27=ANA)と名前が似ていることからファンの間で「聖地」として知られる神戸市東灘区の弓弦羽(ゆづるは)神社には10日、多くのファンが参拝した。境内ではスマートフォンを片手にフリーの演技を見届けた。
クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は着氷できずに転倒したが、五輪史上初めての大技の挑戦に西宮市の主婦(43)は「勇気をもらった。ありがとうと言いたい」と涙ぐんだ。
神奈川県の20代の会社員女性は「ユヅくんの4Aの夢がかなうようにと祈っていました。足の調子が万全ではなかったかもしれない」と話した。
ファンの思いを知る澤田政泰宮司(68)は「怖くて、テレビ観戦できなかった」。これまで4度、同神社を訪れた羽生に「結果は残念だが、ベストのパフォーマンスができるようにと毎日、お祈りしていました」と話した。
フリーが終わり参拝した神戸市の会社員、長尾美幸さん(26)は「足を守っていただき、ありがとうございましたと。いつか4Aが成功する日が来るようにとお祈りしました。夢の続きがみたい」と話した。