立憲民主党の蓮舫代表代行(54)は17日の参院予算委員会で、ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が、日本の国会でのオンライン演説を希望していることへの見解を岸田文雄首相(64)に投げかけた。岸田首相は「前向きに対応していただければと、政府の立場からも考える」と、実現へ前向きな姿勢を示した。
蓮舫氏はゼレンスキー大統領が16日に行った米議会でのリモート演説を話題にあげ「『I have a dream.ウクライナの空を取り戻す』。その言葉の重みをしっかり受け止めました」と言葉を引用。ウクライナ側が日本での国会演説も望んでいるとし、「ぜひ(話を)うかがって、日本のさらなる支援につなげていきたいと思いますが、総理はどのようにお考えでしょうか」と問いかけた。
岸田首相は「今回のロシアによるウクライナ侵略は力による一方的な現状変更であり、世界の秩序、平和に対する挑戦であると認識をしています。わが国にとってもわが事として受け止めなければならない。ウクライナのゼレンスキー大統領が世界各国に向けて協力を求めている。こうした思いをしっかり受けて、国際社会が協力して強い措置を取っていかなければならない」と返答。続けて「ご指摘のようにわが国に対しても、国会においてゼレンスキー大統領の演説、リモートという形で行いたいという意向が、ウクライナ側から示されていると私も承知しております。技術的な問題があるとは承知してますが、ぜひ国会において、ご議論いただき、前向きに対応していただければと、政府の立場からも考えるところです」と答えた。