国民・玉木代表、連合芳野会長から参院選で候補者一本化の要請「現場が一番戦いやすい形」

国民民主党の玉木雄一郎代表は31日、国会内で連合の芳野友子会長らと、夏の参院選へ向けた会談を行った。

芳野氏から改選数1の「1人区」で立憲民主党との候補者調整を要請された玉木氏は「いろんな形の調整は水面下でも行っている」と現状説明に留めた。

国民と立民は32ある改選1人区で、玉木氏の地元香川と、宮崎選挙区で、それぞれ公認候補予定者を擁立した。昨年の衆院選での共闘から一転、初の競合となる可能性が高まった。連合の候補者推薦について芳野氏は「現場の判断になる」とし、候補者一本化について「現場が一番、戦いやすいのが、その形」とした。

国民が衆参両院で2022年度予算案に自公とともに賛成したことで立民、日本維新の会など野党から「与党の補完勢力」と批判を受け、野党間に不協和音が生じている。香川選挙区では自民、立民、国民、維新、共産が候補者擁立を固める乱立選の様相だが、玉木氏は「補完勢力と言われても自民党の対抗馬を出している」と反論した。

また国民現職がいる1人区の山形選挙区では自民党が候補者擁立を見送る可能性が浮上している。国民が予算案で賛成に回った見返りとする見方もあるが、玉木氏は「他党のことなのでコメントしない」とした。

玉木氏と同じ香川が地元の立民・小川淳也政調会長は「山形でこういうことになると、なおさら問われたり、疑わしめられる状況を生むんじゃないか。少なくとも香川選挙区では決別した」などと指摘した。