電力需給ひっ迫注意報 28日夕方「厳しい見通し」適切な冷房活用で無理ない節電呼び掛け

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猛暑のため27日に管内で初の電力需給ひっ迫注意報が発令された東京電力グループなどは、28日の電力需給についても、特に夕方に「厳しい見通し」であるとして、適切な冷房活用をした上での節電を呼びかけた。

経済産業省の資源エネルギー庁は、28日についても午後4時~5時の時間帯などで「予備率が5%を下回るなど、電力需給は厳しい状況が続く見込み」として、電力需給ひっ迫注意報の発令を継続。特に午後3時~6時の時間帯について、適切な冷房をした上での節電を呼びかけている。

東京電力ホールディングスの公式サイトでは、「6月28日の『電力需給ひっ迫注意報』について」と題した文面を掲載。「28日の東京電力パワーグリッドサービスエリアの電力需給は、高気温影響により夕方が厳しい見通しとなっております。28日昼過ぎまで電力需給に余裕がありますので、暑い時間帯には適切に冷房等を活用し、水分補給を行って、熱中症にならないようご注意ください」と呼びかけた。また「28日の夕方は需給が厳しくなりますので、15~18時の時間帯につきましては、熱中症にならないよう冷房等を活用いただきながら、使っていない照明を消すなど、無理のない範囲でできる限りの節電をお願いします」としている。

東京電力パワーグリッドの「でんき予報」でも同日、以下の「緊急情報」が掲載された。

・28日の当社サービスエリアの電力需給は、高気温影響により夕方が厳しい見通しとなっております。

・28日昼過ぎまで電力需給に余裕がありますので、暑い時間帯には適切に冷房等を活用し、水分補給を行って、熱中症にならないようご注意ください。

・最新の需給状況は精査した上で、ホームページで公表させていただきます。なお、でんき予報システムにおいて供給力のデータ更新が遅れた場合、「本日の電力使用状況」が実際よりも大きな使用率で掲載されることがあります。

・28日の夕方は需給が厳しくなりますので、15~18時の時間帯につきましては、熱中症にならないよう冷房等を活用いただきながら、使っていない照明を消すなど、無理のない範囲でできる限りの節電をお願いします。

・28日の供給力には、火力発電所の増出力、電源I'の発動のお願いおよび自家用発電事業者の皆さまへ焚き増し運転のお願い等が含まれております。

(原文まま)