安倍元首相、8日は当初は長野入りの予定だった 7日に日程変更、この日朝の飛行機で関西へ

銃撃された現場で心臓マッサージを受ける安倍元首相(読者提供)

安倍晋三元首相が8日午前、奈良市の街頭演説で元海上自衛隊員の男に銃撃された事件で、安倍氏は当初はこの日奈良入りする予定ではなく、長野に応援演説に入る予定だったことが、関係者への取材で分かった。

党関係者によると、長野入りの予定がとりやめになったのは7日の午後。そこから8日の予定を調整し直した結果、安倍氏はこの日は奈良、京都、埼玉の3県の応援に入ることが決まったという。

安倍氏は8日朝、羽田空港から飛行機で関西方面に向かい、そこから奈良に向かった。

安倍氏が8日の応援をとりやめた長野選挙区をめぐっては、自民党公認の松山三四六氏が、「週刊文春」から女性問題を報じられている。松山氏のもとには7日に、麻生太郎副総裁が応援に入るなどした。