【安倍元首相国葬】自宅から運ばれた遺骨が昭恵夫人から岸田首相、儀仗隊へと手渡され式壇に安置

国葬が行われる日本武道館に向かう前、防衛省を経由する安倍晋三元首相の遺骨を載せた車に敬礼する防衛省の幹部たち(撮影・狩俣裕三)

安倍晋三元首相の国葬が27日午後2時から、東京都千代田区の日本武道館で執り行われた。

儀仗(ぎじょう)隊長に先導され、葬儀委員長の岸田文雄首相、昭恵夫人、遺族らが会場入り。午後2時5分、都内の自宅から昭恵夫人の手によって運ばれた遺骨は、昭恵夫人から岸田首相に手渡された。

この後、岸田首相から儀仗隊長、隊長から3人の儀仗隊員へと手渡され、約4300人の参列者の前で式壇に安置された。

この後、秋篠宮ご夫妻、次女の佳子さま、三笠宮寛仁親王妃信子さま、彬子さま、高円宮妃久子さま、承子さまの皇族7人と、続いて上皇さまご夫妻の代理、天皇皇后両陛下の代理が出席し、着席された。