野田佳彦元首相、追悼演説と同日に山際前経済再生相の辞任理由を釈明「勘弁してよと思った」

野田佳彦元首相(2020年6月28日撮影)

立憲民主党の野田佳彦元首相は、2日に放送されたラジオ日本「岩瀬恵子のスマートNEWS」に出演し、岸田文雄首相の最近の政権運営について「ミスジャッジの連続。悪循環に陥っていると思う」「自分を見失っているのかもしれない」と、厳しく指摘した。

自身が安倍晋三元首相への追悼演説を行ったのと同じ日の衆院本会議で、旧統一教会問題をめぐり辞任した山際大志郎前経済再生相の辞任理由を釈明する流れになったことを「勘弁してよと(思った)」と明かし、超辛口の「岸田評」を展開した。

岩瀬に、岸田内閣の支持率が低迷していることを問われた野田氏は「『聞く力』とおっしゃっていたので、丁寧な方だと思っていたが、参院選で勝ったがゆえにミスジャッジが出てきた」と指摘。「(参院選の)6日後に(安倍晋三元首相の)国葬を発表した。こんな重大なことを、国会の関与をまったくなく決めてしまったところが、(最初の)大きなミスジャッジ」と述べた。

その上で「内閣改造も早々に、身体検査をよくしないで拙速にしてしまった。参院選後のミスジャッジの連続。悪循環に陥っていると思う」と述べた。

野田氏が安倍氏の追悼演説を行った10月25日の衆院本会議では、野田氏の演説後に、岸田首相が山際氏の辞任について釈明する場が設けられる、異例の対応となった。野田氏は「勘弁してよと。せっかく、党派を超えて追悼しようという時に、総理が釈明の答弁。勘弁してくれと」と「勘弁して」を繰り返し、「故人(安倍氏)に対しても失礼だと思った。この日に、そういうこと(釈明)をやるのも、ミスジャッジ。ちょっと、自分を見失っているのかもしれない」と、指摘した。