塩ふりおじさんで知られるソルトべイことトルコ出身の著名シェフ、ヌスレット・ギュクチェ氏が18日、サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会決勝戦後にピッチに乱入し、優勝トロフィーを手に持ち、アルゼンチン代表選手の首にさげられたメダルを噛んだりしと、はしゃぐ姿をSNSに投稿して炎上している。アルゼンチンがフランスにPK戦の末に勝利し、1986年以来3度目の優勝を果たした直後、ソルトべイ氏は関係者にまぎれてピッチに乱入。トロフィーを片手に記念撮影し、選手たちとツーショット写真を撮るなどしていたほか、トロフィーに得意の塩振りポーズをする動画も投稿するなどやりたい放題で、ファンを失望させた。
「優勝トロフィーに直接触れることができるのは、優勝チームの関係者と元優勝者、そして国家元首ら限られた人だけ」と国際サッカー連盟(FIFA)は規定を設けており、ソルトべイ氏の行為はFIFAの規定違反に当たると指摘されている。約2000万ドルの価値があると言われる18金製のトロフィーに、なぜ無関係のソルトべイ氏が触ることが許されたのかは不明だが、「あなたは王者じゃない」「恥ずかしい」と批判が殺到している。
アルゼンチン代表選手の輪の中に入り込んだソルトべイ氏が、選手の腕をつかんで写真撮影をねだるような動画も現場にいた記者が撮影しており、悲願の世界一を手にしたFWリオネル・メッシからは無視されたものの、粘り勝ちで最終的に握手姿で撮影に成功したという。
同氏が経営するステーキレストランは、米ビバリーヒルズをはじめ全米でチェーン展開しているほか、ドバイやカタールの首都ドーハにも進出している。
過去には米歌手リアーナも2014年のW杯ブラジル大会でトロフィーを手に記念撮影をして物議を醸したことがある。(ロサンゼルス=千歳香奈子)