吉村洋文大阪府知事が再出馬を表明「橋下さん、松井さんを踏みつけて前にいけばいい」と決別宣言

大阪維新の会の全体会議終了後、取材に応じる吉村洋文知事(右)、大阪市長選に出馬予定の大阪府議の横山英幸氏(撮影・松浦隆司)

大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事(47)が20日、大阪市内で行われた大阪維新の会の全体会議で来年4月に任期満了を迎える大阪府知事選の再出馬を表明した。

全体会議後、取材に応じた吉村氏は維新の創業者の橋下徹氏、松井一郎大阪市長との“決別”を宣言した。日本維新の会の前代表で松井一郎市長は来春に迎える市長任期で政界を引退。橋下氏、松井氏がいない選挙は初めてとなる吉村氏は「2人とも政治的な責任を取った身の引き方です。すがる思いはまったくない。これから発展的に大阪が良くなっていけばいい」と話し、「僕がどうなるか分からないが、若いメンバーがたくさんいる。僕が倒れたときは踏み付けて、前にいけばいい」と政党の在り方の持論を語り、「あえて僕らが橋下さん、松井さんを踏みつけて前にいけばいい」と“決別”を宣言した。