東国原英夫氏、前妻かとうかず子と並び演説 現職の河野氏、スーパークレイジー君も最後の訴え

宮崎県知事選(敬称略、届け出順)

任期満了に伴う宮崎県知事選(25日投開票)の選挙戦最終日となった24日、12年ぶりの返り咲きを目指す元知事東国原英夫氏(65=無所属)には前妻の俳優かとうかず子(64)が応援に入った。4選を目指す現職河野俊嗣氏(58)陣営には河野太郎デジタル担当相(59)が駆け付け“W河野”そろい踏みとなった。新人の政治団体代表のスーパークレイジー君(本名・西本誠)氏(36)も宮崎市内で演説した。

東国原氏は宮崎市のアーケード商店街一番街で“家族総出”で訴えた。16年前の県知事選から著名人の応援は断ってきたが、今回は、前妻かとうが朝突然、思いついて宮崎に飛んできたという。かとうは「当選したら私が保証人になります。次は辞めさせません。県のしもべとして使ってください」と声を張り上げた。

東国原氏は政策担当として、かとうとの長男加藤守さん(32)と選挙前から行動をともにしてきた。現在の妻春香さん(45)も街頭演説に常に同行しており「前妻と今の妻が後ろで聞いている。とてもやりにくい」と聴衆の爆笑を誘った。

河野陣営には最終日午後5時から宮崎駅前で河野デジタル担当相がマイクを握り「この12年、宮崎県は鳥インフル、口蹄疫(こうていえき)、台風被害、新燃岳の噴火などありましたが、災害の対応に強い知事だと思っております」と話した。

さらに河野デジタル担当相は「ちょっと似てませんか。ツイッターで『兄弟か?』といわれた」とおどけて候補者の腕を引き寄せて「河野兄弟です」とボケてみせた。河野氏は「もう1度、もう1度、任せてください」と語りかけた。

スーパークレイジー君氏は子ども医療費無償化などを訴えている。【寺沢卓】