「社会が変わってしまう」答弁撤回せず、岸田首相反論 立民・西村智奈美氏の発言には野党爆笑

岸田文雄首相は15日、衆院予算委員会で同性婚を巡って「社会が変わってしまう」などと国会答弁(1日)したことについて立憲民主党の西村智奈美氏からネガティブ発言として撤回を求められた。

岸田氏は「ネガティブに受け取られたとしたら、これは反省しなければいけない」とした上で「社会が変わってしまうから議論が大事だと申し上げた」となどと、繰り返し反論した。 西村氏は「社会が、という言葉を使ってポジティブな動詞をつけると、おかしな文章になる」とし、「社会が豊かになってしまう。社会が発展してしまう」と例文を示した。そして「ネガティブな動詞をつけると、しっくり来る。社会が混乱してしまう。社会がすさんでしまう」とした上で「『社会が』を主語に、~してしまうという言葉を使って何かポジティブな例文を作っていただけませんか?」と突っ込んだ。 野党席から爆笑が起こり、与党席から「揚げ足だ」とヤジが飛ぶ中で岸田氏は「ネガティブか、ポジティブかは別として、変わってしまうという、この結果をもたらすから、議論を深めることが大事だという形で、そういう表現をすることはあり得る」と自らの解釈を披露した。そして「決して否定的でもなければ、肯定的でもない」と、文法・文章講座のような論戦を締めくくった。西村氏は「総理に撤回する最後のチャンスをここに出したが、撤回されなかった。本当に残念です…」と嘆息した。 また選択的夫婦別姓制度を巡って西村氏から賛否を問われた岸田氏は「私自身は反対と言うことは1度も申し上げたことはありません。価値観や心にかかわる問題であるから議論が必要だと申し上げて来ている」と答弁し、西村氏から「反対と言ったことはない、と初めて答弁いただきました」と評価? を受けた。