藤井聡太王将が初防衛一夜明け会見 大谷翔平の本塁打に「自分の刺激になり、見習っていきたい」

王将初防衛の一夜明け会見で王将2連覇のポーズをとる藤井聡太王将(撮影・松浦隆司)

王将を初防衛した将棋の最年少5冠、藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・王将・棋聖=20)が13日、タイトル初防衛から一夜明けて佐賀県上峰町のホテルで記者会見し、「防衛することができてホッとしている。今シリーズを通し、貴重な経験ができた。今後にいかしていきたい」と心境を語った。

和装から一転、紺のスーツ姿で登場した藤井は羽生善治九段(52)との激闘について「対局の中で羽生九段の将棋を感じることができた。こういった舞台で、また対戦することができたらと思います」と大舞台での再戦を熱望した。

王将戦7番勝負も注目されたが、国内では野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も注目されている。ハードスケジュールでテレビ観戦はできていないが、そろそろ“参戦(観戦)”しますか? の質問に「学校の体育の授業でソフトボールをやったことがあるぐらいで、打てたためしがない(笑い)」と球技経験を明かし、“参戦”は否定し、「見るだけにしようかな」と16日の準々決勝、イタリア戦をテレビ観戦での“参戦”を希望した。

大谷翔平投手が12日のオーストラリア戦で特大の3ラン。「注目される試合で、しっかりパフォーマンスを発揮されるのはすばらしい。自分の刺激になり、見習っていきたい」と意気込んだ。

渡辺明棋王(名人)に挑む棋王戦5番勝負では、2勝1敗で奪取に王手をかけ、羽生以来、史上2人目の最年少での6冠獲得を目指す。19日には第4局が行われる。名人戦の挑戦権も獲得し、4月から名人戦7番勝負に挑む。