【統一地方選】後藤田正純氏が初当選、異例の保守分裂「ブランド」と発信力で勝利 徳島県知事選

後藤田正純氏(15年12月22日撮影)

自民系3人が出馬する異例の保守分裂となった徳島県知事選は、自民党の元衆院議員、後藤田正純氏(53)が、自民党元参院議員の三木亨氏(55)や6選を目指した現職飯泉嘉門氏(62)ら3人をやぶり、初当選した。衆院議員を8期務めた後藤田氏は今年1月に議員辞職し、知事選出馬を表明。県政の刷新を掲げて、組織に頼らない選挙戦を展開、幅広い支持を集めた。NHKのインタビューに「課題は現場にある。現場の声で国や法律を動かしていきたい」と抱負を語った。

前回の知事選などの対応をめぐり、自民党県連と対立。21年衆院選は初めて小選挙区で落選(比例復活)したが、「カミソリ」といわれた後藤田正晴元官房長官を大叔父に持つ「後藤田ブランド」の高い知名度と発信力の強さで、支援の輪を広げた。一方、三木氏は支持を広げられず、自民県連の推薦を受けた飯泉氏は出馬表明の遅れが響き、多選批判もかわせなかった。