4月15日にオープン40周年を迎える東京ディズニーリゾート(TDR)では、15日から2024年3月31日までの352日間、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」を実施する。
10日はイベントに先がけて、ゲスト(来場者)が入場した上で、ショーや飲食メニューが報道陣に公開された。
日本で初めてとなる「テーマパーク」型施設の東京ディズニーランド(TDL)は1983年4月15日、千葉・浦安市で開業。当初は「飲食の持ち込み禁止」ルールが周知されておらず、家族での行楽目的などで訪れたゲストが、学校の遠足などで認められている手製弁当を持参するケースも多数みられたという。
来場者を「ゲスト」、働くスタッフを「キャスト」と呼ぶなど、TDLの園内における世界観づくりも40年で浸透してきた。特にキャストのゲストに対応する「ゲストに夢と希望を」との意思統一や業務教育が徹底されている。ディズニー施設は世界各地に点在しているが、人気キャラクターの登場は地球上で同一タイミングにならないプログラミングがされているのも特徴だ。
また、園内におけるゲストへの「おもてなし」の質の高さは他のテーマパークやサービス業の“お手本”として大きな影響を与えた。広い園内の案内も、どのキャストに尋ねても答えられ、その場で分からないことは無線機などで確認。ゲストを不安にさせないようにする応対が安心感を生み出してきた。
キャラクターやアトラクション、ショーの企画力やイベントの内容だけではなく、園内での接客サービスでディズニーブランドを国内外に示せたのが40年の歩みにもつながっている。【寺沢卓】