吉村知事が選挙総括 和歌山勝利に「一矢報いた」解散総選挙は「普通に考えたら近いうちにある」

衆参5補選と統一地方選を総括した吉村洋文・日本維新の会共同代表(撮影・阪口孝志)

大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文共同代表(47)が24日、大阪府庁で投開票から一夜明けた衆参5補選と統一地方選後半戦について総括した。

衆院和歌山1区補選では、維新が擁立した林佑美氏が自民党の門博文氏らを破り当選した。

吉村氏は「和歌山の古い政治を新しい政治に変えていく。簡単ではないが満身創痍(そうい)で頑張ってもらいたい」と林氏にエール。林氏の応援のため、何度も和歌山に駆けつけていただけに「もし和歌山が維新が負けていれば自民党が全勝だった。一矢報いた形になった」と、自民党の二階俊博元幹事長や世耕弘成参院幹事長のお膝元である和歌山で衆院議員を誕生させたことに満足感をにじませた。

統一地方選においても、多くの地方議員を当選させたこともあり「地方で積み上げてきたものを評価していただいた。自民党と対峙(たいじ)できるまともな野党と認識されつつあるのではないか。批判や反対だけでは進まない。維新がやってきた身を切る改革や次世代への投資を愚直に積み重ねたい」と語った。

一方、自民党が衆参5補選を4勝1敗としたことで、衆院の解散総選挙もささやかれている。岸田文雄首相はこの日、「国民の皆さんの声を聞きながら、重要政策を一つ一つ前進させる、結果を出す。これに尽きると思っています。今は解散総選挙は考えていない」と述べたが、吉村氏は「どうなるか分からないが、普通に考えたら近いうちにあるでしょうね。5月にはG7、来年秋には自民党の総裁選もある。今回補選でも自民党は5戦4勝してる。維新はまだ準備も整っていない。ただ、これは総理の判断なので」と見解を述べた。