河野太郎氏、マイナカードめぐるトラブルで謝罪「ヒューマンエラー反省しなければ」情報番組出演

河野太郎氏(2021年9月撮影)

河野太郎デジタル相は1日、テレビ朝日系の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演し、マイナンバーカードをめぐるさまざまなトラブルに関して謝罪した。

「(一部をのぞき)人間がいろんなところの作業でやったとこのエラー。最初に報告が上がったときに、本来デジタル庁がそれに対応するシステムの改良をして食い止めなければいけなかったが、体制がしっかりできていなかった。大変申し訳ないと思っている」と述べた。「これから起こさないように、人間が間に入ると確率は少なくても人間はミスをする。システムでいろんなことができるように、きっちりやっていかないといけない」とも述べた。

トラブル発生後、河野氏のもとに情報がすぐに上がらなかったことを、司会の羽鳥慎一に指摘されると「申し開きのしようがない。上下、左右の情報共有をしっかりやらないといけない」と釈明した。

今回の問題について「1件目が起きた時に情報を察知して対応できていなかった。体制がいちばんの問題だったことが今回の反省だ」「デジタル庁がきちんとしていれば防げたヒューマンエラーだったことを反省しなければいけない」など、「反省」を繰り返した。その上で、すでにシステム改修に着手したと訴えた。

マイナンバーカードをめぐっては、マイナポイントが別人に付与されるなどのトラブルが全国の自治体で相次ぎ、大きな批判が出ている。